生きる道を選ぶ

数学の授業参観で
実社会に出たときどうするか? を学んだ。



新たな課題(問題)が発生したとき。
課題を乗り越える(クリアする)ことを前提として。 (^^)


1)基本の考え方(通常の方程式)をあてはめて解く。
 オーソドックス、時間(労力)はかかるが確実に問題を解決できる。
 逆に見れば人海戦術で高度な(技能・知能)は不要。


2)問題を先ずあらゆる方向から探る。初期段階で基本方程式に
  気付くが、新たな解決方法を探り生み出す。または
  基礎を応用して今までにない方法で問題を解決する。

  強く深く考える事と無数のアイディアが必要。博打的である。
  

 1)を努力型 というなら(2)は天才 と云える。が
 
 良く考えてみると、基本がしっかりある上で更に強く考え、
 あきらめずに次のアイディアを生み出している。



 数学の先生は「基本の解き方」と「新しい解き方」
 この二つの解き方を教えた後、応用問題を1問だした。

 そして、
 (1)で解いたか
 (2)で解いたかを挙手させた

  10%の生徒が(2)で問題を解いていた。


 
 先生は

 基本通りに地道に時間をかけて答えを導き出す方法。と

 視点を変えて自ら方程式をつくってみる方法。

 2種類の(生きる)みちがある。 

 君たちは好きな方選べば良いんだよ。

 とおっしゃった。   



 数学の授業に人生哲学を練り込む先生。 ステキ! (^^)